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さかい歯科クリニック : 岡山市東区上道駅前の歯医者。一般歯科、小児歯科、口腔外科、予防歯科、矯正歯科

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防煙教育で子どもを守ろう

防煙は、肺がんを始め気管支喘息、CPOD(慢性閉塞性肺疾患)、虚血性心疾患、脳卒中など様々な病気のリスクが高まり、1本吸うごとに寿命が5分30秒ずつ短くなると言われます。歯科領域においても、タバコに含まれるニコチンにより末梢血管が収縮して血流量が低下し、歯周病になりやすく、治りにくいことが知られています。

喫煙に関しては、喫煙者自身の権利を主張する者もいますが、喫煙者の問題のみならず、受動喫煙により他人の健康を損ねることが問題です。当然受動喫煙は、子どもも対象になります。
そこで今、
子どもをタバコの煙から守る「防煙教育」が盛んになっています。

では、受動喫煙はどの程度の影響があるのかというと、喫煙によりニコチンが体内に入る量を調べる際に、尿中のニコチン量を測定します。喫煙の場所と乳児のニコチン量についての研究では非喫煙者と同居している乳児のニコチン量を1とすると、ベランダで吸うと2倍換気扇の下では3.2倍、さらに同じ部屋で吸うと15.1倍となっています。また副流煙には、一酸化炭素は主流煙(本人が吸う煙)より約5倍、ニコチンも3倍、発がん性の物質のベンピツレンは約4倍などと、有害物質が多く含まれます。

このように受動喫煙は、種々の病気のリスクを高めることがわかります。現在タバコは一度始めるとやめにくいので、まず子どもを守る取り組みがもとめられています。

喫煙の最大の被害者は子ども?
喫煙の害は数多く知られてますが、妊娠中の喫煙による低出生体重児、乳幼児期における乳児突然死症候群、気管支喘息、中耳炎、小児期におけるがんや、成人後の心疾患などがあげられます。数字には出てこない不妊や流産の原因として受動喫煙の可能性も十分になります。さらに先進国において低出生体重児が増加しているのは我が国のみで、過剰なダイエットや女性の喫煙率の増加が原因と考えられます。
こういった事から子どもを守るために、ご家族の皆さんのご協力や大人の意識が大切になってきます。

参考文献 松崎道幸・受動喫煙による健康影響臨床化学
岡崎好秀・小石剛・受動喫煙による小児の口腔空への影響


2014年03月06日